S.boy blog2 明日製作所

キャリアデザイン企画&しごと研究 明日製作所

人こそ資源、で考えたこと

キャリアコンサルタントの勉強をしていると、テキストなどに「人が企業・組織での最大の資源」などと書かれています。
また、経営コンサルタントで実業家の大前研一氏は最近の講演で「これからの時代は、人こそが最大の資源。金や情報よりも人が大事」と言われているようです。

 

私は先週末で会社を退職しましたが、数ヶ月前、退職の意を上司に申し出たときに、ひとこと「残念だ」とは言われたましたが、引き留めの話は一切なく、辞める理由も聞かれることはありませんでした。
また、対応した上司(部長)の上にあたる本部長からも全く声をかけられることもなく、ほんとうにアッサリしたものでした。


自分は30年それなりに仕事に取り組み、管理職として責任を抱えてやってきたつもりだったけど
「この会社からすると俺は不要な人間だったんだな、辞めるのはいわゆる相思相愛ということだったんだな」
などと自分に言い聞かせたものです。

 

人こそ資源、それは組織と個人の関係性で変わるし、個人の能力でも変わるのでしょう。
ただ、この先キャリアコンサルタントとしてやっていけるなら、今回のことをいい教訓として活かせるようにしたい。すなわち、各個人の仕事に対する思いが空回りしたり、意欲ある個人が勝手な組織論に潰されることがないよう支援ができたら、とあらためて思ったりしています。